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石木川の川魚・シーボルトコレクション

お久しぶりです!

もう随分と御沙汰していました。

こちらのFC2ブログは去年の10月以来8ヶ月ぶりの更新です。

なんでもいいから、更新します。

とりあえずイラストを貼り付けます。

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石木川に生息する川魚7種、

・キンブナ
(イラストはキンブナを描いていますが石木川に生息しているのは正しくはギンブナです)

・コイ

・カワムツ

・カマツカ(長崎県レッドリストNT)

・オイカワ

・カネヒラ(長崎県レッドリスト2001 VU 2011 CR)

・ニホンウナギ(長崎県レッドリスト2011 DD 環境省2018 EN)

水没予定地内に生息する両生類

・カスミサンショウウオ(長崎県レッドリスト2001 VU 環境省2006 VU)

カスミサンショウウオは川魚ではありません、両生類です、

川を泳いだりしません…多分…

石木川に生息しているのではなく、

私はよく山の中の綺麗な澄んだ水がしみ出してくるようなところで見かけます。

よくわかりませんが、私の家の車庫になぜがいたことがありました…



ちなみに、ほずみは生物博士ではありません。

「地元愛」です。

「描く専」です。

「ただ描くのが好きな人」みたいな人です。

地味に体調がいいときに描いています。

「こんなのいるわけない!」

突っ込みたい人は、ぜひ現地調査をお願いします。



今回掲載したのは石木川に生息する川魚の一部です。

フォトエコロジストの新村安雄さんによると、

シーボルトコレクション19種の川魚のうち12種は確実に存在するようです。

石木川は実はすごい………


「シーボルト・コレクションによって世界に紹介された日本の川、

今まさにシーボルトの川が失われようとしている」


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こうばる支援米でセールスを撃退!

ご無沙汰しております!

みなさん、こんにちは。

こうばるショップ管理人で長崎県石木ダム水没予定地こうばる地区住民の石丸穂澄です。

こちらのFC2ブログ、長い間更新しておりませんでした、死んでます。

いや、死んでいるわけではないのです!

こちらの石木川まもり隊のサイトでは、度々、登場しています。

http://ishikigawa.jp/

今、ほずみは秋の収穫でこうばる支援米の取り組みに集中しています!

10/14日曜日には、川原地区公民館で石木川みまもり隊を開催し、こうばる支援米の第一陣発送作業を行います!

10/14石木川みまもり隊開催!http://ur0.biz/M8uj

日時 10月14日(日)
時間 10時〜15時
場所 川原(こうばる)公民館
住所 長崎県東彼杵郡川棚町岩屋郷1245番5

どうか、お手伝い可能な方はよろしくお願いします😂



10月は忙しいのです!

我が家の稲刈りも行われています。

10/8(月・祝)になんとか稲を掛けるところまで終わりました。

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10/3にはテレビの取材も受けました。

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キャディーの「ピンクレディー」が大活躍です!

大量に乗せても平気です!

猫車(一輪車)よりこっちがラク!

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10/3はここまで。



雨と台風が通過した後の、10/7日曜日。

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はざを組立てるのはかなり重要な作業、私にはまだできないです。

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午後からは人手も増えて助かりました!

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こんな助っ人も…

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10/8(月・祝)も続きます、稲刈り実は四日目です。

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夕方5時、なんとか掛け終えました!



これから二週間ほど自然乾燥です。

稲こぎは10月の末頃の予定です。

早く収穫終わりてぇ〜なぁ〜…



農作業に慣れていないほずみは、次の日、もちろん腑抜け状態で休んでおりました。

午後2時頃に自宅に電話が…

岡山県の〇〇養蜂場というところからどうやらよくあるセールスのお電話のようです。

こうばる支援米セールス撃退編_convert_20181012162003

セールスのおばさん「先日、石丸様のお宅に〇〇養蜂場からのお手紙をお送りしておりましたが〜うんぬんかんぬん…」

ほずみ「あのう…、実は…私もお米を売っているのですが……」

セールスのおばさん「……」

ほずみ「もし、お米を買ってくださるのであれば、お話を聞いてもよろしいですよ……」

セールスのおばさん「ぇぇえ…、そのようなことはお受けしておりませんので……(困惑?)」

ほずみ「……」

セールスのおばさん「では、石丸様もどうぞお元気で健康にお気をつけてお過ごしください〜」


お電話終了。


新手のセールス撃退法です!

何かものを売っている人は使えると思います!

ぜひ、お試しください!

もちろん、こうばる支援米を買ってくださる方いらっしゃれば嬉しいです!

こうばる支援米は石木川を守るために生産者へのお支払いに寄付を上乗せして販売しています。

売上は基本的にすべて石木川を守る、故郷を守るために使われています。

こうばる支援米については、こちらのブログをご覧ください!

こうばる支援米2018のお知らせ http://u0u0.net/M87m

ネットショップでも取り扱っています!

こうばるショップ http://koubarushop.buyshop.jp/



ちなみに、こうばる支援米はセールスのお電話はやっておりません。




八ッ場ダム、川原湯温泉へ行ってみて

みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

群馬県の八ッ場ダム問題についてブログを書くために一ヶ月以上かけてネタを寝かせてイラストやら内容やら考えて準備を進めてまいりました。

八ッ場ダム現地見学についての報告がようやく仕上がりましたので、長いですがお付き合いください。

やまた旅館さんにお世話になりました_convert_20180712160833


もう7月に入ってしまったのですが、実は5月12,13,14日に私は群馬県の八ッ場ダム建設予定地に行ってました。

千人集会が終わった直後でバタバタしていたのですが、5月13日に「八ッ場あしたの会」主催の現地見学会が開催されることを聞きつけ、これは是非とも!と思い、出かけて参りました。

私には持病があるので遠出は苦手です。

同じくダム水没予定地であった熊本県の五木村に行った時も結構大変でした。

睡眠障害があるので出先ではだいたい寝れません。。

それでも私たちと同じように大変な思いをされている八ッ場ダムの現地を訪れる価値は十分にあると思っています。



《旅行前》

旅にそんなにワクワクするタイプではないもので、事前に下調べとかもしない人ですが、八ッ場の現地にどうやって行くのかはさすがに自分で調べないといけない…

羽田空港から道のりを調べるのですが、八ッ場へのアクセスが悪いのはダム水没予定地によくある「奥地すぎてへんぴなところだから」と思ってました。

でも、八ッ場あしたの会の渡辺さんからそのあたりについて聞いてみると、そうじゃない。

以前は、最寄りの「川原湯温泉駅」には特急も停車して交通の便も良かったそうで、特急一本で乗り継ぎとかしないで二時間半ほどで到着していたそうです。

ところが、ダム建設関係で川原湯温泉駅が高台の代替地へ移動してから利用客が減り、特急も停車しなくなってしまったそうです。

正直、それじゃ話が違うじゃん!って私は思いました。

大きな犠牲を払ってダムを受け入れている集落の駅に特急が止まらなくなるなんて、温泉街として不利益になるに決まっているじゃないですか。

このあたりの人は皆さん車が主な交通手段だそうで、駅に特急が停まらなくなっても気にならないのかもしれませんが、私のような旅行客は大変困りましたよ。。



実は、八ッ場あしたの会の新しく出る会報にも「八ッ場ダムの水没予定地を訪ねて」と題した私の記事が掲載されているのですが、そちらの記事は文字制限があるので旅の話は全く書けていません。

なので、こちらのブログの方で少し報告したいと思います。



初日はほぼ移動だけの日で、こうばる(長崎県東彼杵郡川棚町)から川原湯温泉(群馬県吾妻郡長野原町)まで飛行機と新幹線からローカル電車までをいろいろと乗り継いで7時間半かけてやっとの思いで川原湯温泉の宿「やまた旅館」さんに到着しました。。

もう本当にゲッソリと疲れ果ててしまいました…

宿のお部屋から窓を見下ろすと、やまたさんが飼っていらっしゃるヤギのユキちゃんが見えました。

八ッ場水没予定地と自然・ユキちゃん_convert_20180712145732

ユキちゃんもちょうど横になっていました、私も部屋でずっと転んで休んでいました。

本当だったら、外を散策したかったけど…体力がなくて無理。。



そうそう、

宿泊先のやまたさんのとこからは八ッ場ダム本体工事がものすごく近かったのです。

八ッ場の壊された景観・八ッ場ダム本体工事_convert_20180712145639

窓を開けてベランダに出ると、本体工事現場の音が聞こえてきます。

木を植えていらっしゃるので本体のコンクリートは見えないのですが本当に目の前です。

本体工事は現在24時間体制で工事が進められているそうで、夜になると煌々とライトが灯っておりました。

私が訪れた時はコンクリート打設高は6割と伺っていましたが、現在は7割に達しているのだとか…

私の立場としては、本当に哀しい…



夕食、

やまた旅館さんの食事がすごい!

川原湯温泉のやまた旅館・グラタン_convert_20180712145538

まずグラタン。

美味しい!クリーミー。

川原湯温泉のやまた旅館・カルパッチョ_convert_20180712145527

普通のサラダかと思いきや、中に刺身やアボカドが!

カルパッチョだった!

川原湯温泉のやまた旅館・茶碗蒸し_convert_20180712145604

茶碗蒸し。

しかも、器は全てご主人(陶芸家)の作品です。

川原湯温泉のやまた旅館・山菜の天ぷら_convert_20180712145553

これがきっとメインディッシュ?

山菜の天ぷらですよ!

7~8種類の山菜の名前は全部忘れたけど、全てその日のうちに山で採ってきた素材だそうです。

めちゃくちゃ良い!

感動します。

料理の繊細さにため息が出ますよ。

地元、こうばるのおばちゃんたちが作る団結料理(郷土料理)も素晴らしいですが、やまたさんの作る料理も特別です、なんかもうすごいです。



そして、やまたさん、もちろん朝食もすごい。

川原湯温泉のやまた旅館・朝食_convert_20180712145617

まず、テーブルに着いたら既に数々の料理がスタンバイされています。

最初にりんごのスムージーだっけ?それに定番はおこわご飯だそうです。

で、これから後にも出てくるんです。

そう、やまたさん、料理の量もすごい!

いろいろ出てきて、最後に出てくる白いご飯は申し訳ないですがもう食べきれないほどです。。

川原湯温泉のやまた旅館・朝食のデザート_convert_20180712145628

朝食のデザートはインスタ栄えです。

実際にデザートの写真をインスタグラムに挙げたらやまたさんからコメントまで頂きました、ありがとうございました。



やまたさんには二泊させていただきましたが、やまたさんにお世話になる際には気をつけておきたい点が二つあるなと思いました。

①お菓子などは一切持ち込むな!

やまたさんのお料理が存分に楽しめなくなります…

②温泉は夕食前に済ませるべし!

お料理楽しんだらもう動けません。。



八ッ場ダム建設予定地で全水没というとても過酷な運命を背負わされた川原湯温泉地区。

私たち石木ダム建設の場合は、実際に水没する家屋の数は100世帯もありませんが、八ッ場の場合は水没する集落が5地区にまたがり合計で340世帯、移転も470世帯とかなりの犠牲が出るダムです。

私たち石木ダムの場合は、ダムの規模が大きくはないため、地元の住民がまとまりやすく団結しやすいというメリットがありました。

八ッ場の場合、これだけ多くの人が関係する中でダムに反対し続けるコミュニティーを維持することは大変難しかっただろうと想像しています。

もちろん、地元のみなさんは最初はずっと長い年月、大反対でみんなで頑張って反対運動を繰り広げておられたのです。

でも、国家というものは大変恐ろしい組織です。

なんでもやれます、全部税金です!

人材も豊富、住民の切り崩しはお手の物です!

みんなを対立させます。

タクシーチケットを大量に配りまくったり、呑ませ食わせも大好きです!

他の地域のダムを視察に遠方まで旅行にも連れて行ってくれます、さらに日当も出ます。

その他にも、私のようなダムに反対する人間は知りようもない恐ろしいサービスがまかり通っているのがこの世界の常識です。


長年にわたり、ダム建設問題に翻弄されてきた八ッ場ダム建設予定地の皆さんは次第に分断され、とうとうダムを容認することになってしまいましたが、地元の皆さんの本当の心の内はいったいどうなっているのか…

それは、私たち外の人間には絶対にわからないことです。

ですが少なくとも、関係している人全てが手放しでダム建設を喜んでいるとは到底思えません。

それは、石木ダムの条件賛成派の皆さんだってそうなのですから…

そして、八ッ場の場合は、ほとんどの方が代替地の土地の値段が高くて代替地にも住むことができず、地元を去ってしまいました。

こんな悲しいことがあるでしょうか。

せめて代替地に残っている地元の方には頑張っていただきたい…

私が今回の旅で代替地に移ったやまた旅館さんにお世話になったのは応援したい気持ちが強かったためですが、逆にやまた旅館さんの魅力にハマり、私はすっかりファンになってしまいました!

次回は、陶芸体験を予約して素敵な器を作りたいです。

いや、私の地元はそもそも陶器の町・波佐見町のお隣で、陶器は昔から身近なものでしたが作りたいとかあまり思ってきませんでした…

そんな私が、陶芸体験をしたくなる!そんな気持ちにさせる素敵なやまた旅館さんなのです。



二日目は八ッ場あしたの会主催の現地見学会に参加しました。

あいにくの雨の中、マイクロバスに乗って広い八ッ場ダム建設予定地を巡ります。

当然ですが、八ッ場ダムは大きいのです、石木ダムとはスケールが全然違います。

八ッ場の壊された景観・八ッ場大橋_convert_20180712145649

八ッ場大橋って、どれ?っていうか、いっぱいこんな大きな橋を渡った気がします。

八ッ場ダムの建設費のうちのほとんどがダムによる付替道路や橋、トンネルなんかの関連工事なのだそうです。

それに、この辺りは地すべり地帯だそうで、その対策として山肌はどこも網目模様のコンクリートで固められていてまるでワッフル地帯でした。

そうそう、宿泊している代替地の川原湯温泉街もすぐそばの山肌がワッフルになっていました…

八ッ場水没予定地と自然_convert_20180712145509

バスを降りて、坂道を下っていくと国の天然記念物「カザグルマ」が一輪咲いていて、八ッ場あしたの会の渡辺さんがカザグルマについて紹介してくださいました。

国土交通省はこのカザグルマの移植を頑張っているそうです。

最近はようやく成功したのだそうですが、かなり苦戦していたそうですよ。

でも、

八ッ場水没予定地と自然・ヤマタさんとモカ_convert_20180712145721

このカザグルマ、代替地のやまた旅館さんの畑にめっちゃフツーに咲いてました。

(ちょうど、ヤギのユキちゃんの寝てたところからすぐ近く)

国交省ダメやね…そして、やっぱり地元の人はさすがだね…

八ッ場の壊された景観_convert_20180712145451

イラストはカザグルマが一輪咲いていた場所から少し下ったところ。

石木の付替道路工事現場とそっくりでした。

木が伐採され、ブルドーザーが乗り入れてまさに自然破壊的なわかりやすい絵。

今の時点で、石木と八ッ場とが一番リンクするシーンでした。

八ッ場はすでに付替道路工事などの関連工事がかなり進んでおりまして、きっと相当に山肌を削って削って…破壊しながら整備したんだろうと思います。

石木ダムの場合は、まだ地元が反対して普通に生活を送っています。

八ッ場ダムで起こっているようなこと、こんな風には絶対させたくありません。



移動するバスの中で、案内役の渡辺さんから「旧川原湯温泉街は年間20万人が訪れていたが、今の代替地では年間6,000人にとどまっている」という話がなされていました。

私はその時、何かの聞き間違いではないかと思いました。

年間20万人が6,000人ですよ?

33分の1にまでも減ってしまったということなのか…

今後ダムが完成したら、源泉からお湯を引く施設などの多額の維持費は温泉街の人たちで支払わないといけないことになるそうですが、本当に大丈夫なのか…私は本気で心配になってきました。



その他ご案内いただいた場所。

八ッ場水没予定地と自然・樽沢トンネル_convert_20180712145746

日本一短いトンネル、樽沢トンネルの中で「吾妻渓谷」と叫んでいるのは戦前の歌人・若山牧水です。

この場所は、水没しない下流ですが、八ッ場ダムが出来てしまえば、若山牧水が愛してやまなかった美しい吾妻渓谷は完全に破壊されてしまった!と言っても過言ではないと私は思います。

彼がもし今を生きていたら全力で止めるために動いていたと思います。

八ッ場の壊された景観・発掘調査_convert_20180712145700

そして、八ッ場の発掘調査現場。

先日のニュースで何と江戸時代の人骨が出土したとのこと!

八ッ場ダムの水没予定地は、実は全てが遺跡なのだそうです。

1783年の浅間山大噴火による泥流でこの辺りはポンペイのように集落が埋まってしまったのだそうです。

そして、その下にも遺跡が…そしてさらにその下にも遺跡があるのだそうです。

本当にすごいですね…

現地見学会のバスも発掘調査中の場所をいくつか通過しました。

この遺跡が保存されずにダムの底に沈まねばならないということが残念でなりません。



みんなよくわかっていないけど、実はすでに八ッ場ダムも石木ダムと同様に必要性がなくなっているのです。

私は、石木ダムが専門なので詳しいことは八ッ場あしたの会と水源連にお任せします。

しかし、半世紀たっても揉めているダム問題はかなり理論上も破綻しています。

50年も経過したら、その頃と水事情が随分と変わってしまっているのです。

民間企業が手がけていたらとっくに撤退しています、もしくは会社が潰れます。



石木ダムと八ッ場ダム、状況は違いますが、どちらも深刻です。

私自身も正直、そんなに余裕はありません、きっと八ッ場の地元の方もそうです。

でも、目をそらさずにはいられない…私にとって八ッ場ダムの水没予定地はそんな地域です。

遠方なので、そう簡単に通うことができないのですが、また出かけたいと思います。

特に、関東方面の皆さんには八ッ場ダムの地元について考えていただきたいです。

そして、ぜひ遊びに行ってもらいたい!

関東の皆さんのために犠牲を強いられている地元の方をフォローしていただきたい…

ダムを見に行くだけでなく、ちゃんと地元の川原湯温泉にお金を落として欲しい!

本当にそう思います。

八ッ場水没予定地と自然・ニホンカモシカ_convert_20180712145710



7月9日の石木ダム事業認定取消訴訟判決について

久しぶりのブログ更新です、みなさんこんにちは。

長崎県石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

西日本では先日の大雨による被害がとてつもないものとなり、命を落とされた方はもちろんのこと、命からがら助かって、今現在復帰のために生活圏内の後片付けなどに苦しんでおられる皆さんの無念とご苦労を私なりに察しております。

今後、義援金を集める体制もどんどん広がっていくでしょう、できる範囲での助け合いに参加を心がけたいです。

私は、今回の豪雨による各地の被害状況を見て、治水に対してその方針を行政や一部の専門家だけに委ねるのではなく、住んでいる住民たちが常日頃からしっかりと関わって決めていくことの大切さを感じております。

7/6の豪雨によって川棚川水系での被害は特に確認されていませんが、

今後の治水のあり方について、石木ダムのご当地川棚町内でも長崎県と川棚町、それに多くの町民の皆さんによってしっかりと議論がなされることを私は期待しております。

こうばる川遊び2018_convert_20180714211705


地元、こうばる地区でも暑い日が続いており、川遊びも始まっています。

しかし、7/6の豪雨で相当の土砂が流れ、遊泳場もかなり埋まってしまったそうです。

仕方のないことですが、橋の上から飛び込むのはちょっと危ないかも…



さて、

7/9に石木ダムの事業認定取消訴訟の第一審の判決が下され、大変残念な結果が出ました。

判決が出た後は、ストレスにより持病の精神疾患(特に睡眠障害)で一睡もできない日が一日置きに続きました。

眠れない時間は大変しんどいものですが、気持ちを切り替え「布団に横になっているだけでも疲れは幾らか取れるのだから大丈夫」と言い聞かせるようにしています。

そして、だんだんあたりがまた明るくなってきたら、絶望の中でも日はまた昇るのだ(つまり、裁判の絶望的な判決にかかわらず日常の私たちの生活は続くのだ)と前向きな気持ちが戻ってきます。

しかしながら、第一審でこれだから、第二審、第三審のストレスはもっとでしょう…

私はこれからも地元で生活を続けますが、どうやってやり過ごすか…幾つもの対策を立てておかないといけないなぁ…と思っているところです。

長崎地裁の判決では、私のようにまだ土地の権利や家屋の持ち主ではない人に対してはそもそも訴えを起こす権利なんかないのよ〜と裁判所がいったものですから、

「お〜い、裁判長、私は祖父と両親の付属品でも所有物でもないぞ〜!」と直接本人にいってやりたい気分です。

それに憲法では、どんな人にでも裁判を起こす権利があるはずなのですがおかしいですよね。

それだけでなく、長崎地裁は私たちの訴えを何も認めず、逆に国のいうことをコピペしたような判決文を出してしまいました。

裁判長は、まだそんなに老いてはいない40代くらいの女性の方でしたが、中身はとんでもない方でした…



第一審の判決に関連して、世の皆さんがどう見ておられるのかを気にしていたのですが、ネット上では報道の記事をシェアしている人を多く見かけましたし、コメントを添えて発信してくださっている方も見かけました。

つまり、数年前に比べると飛躍的に私たちの石木ダム問題は認知度を上げたと言えると思います!

しかも、石木ダムに懐疑的な意見の方が多く見受けられます。

以前は、私一人で石木ダムの発信をやっている感じで、検索しても自分の発信しか引っかからない…という時期だってありました。

しかし、問題はより深刻さを増し、それと同時に支援者も増えてパタゴニア日本支社が実施した楽天リサーチでのアンケート調査の結果も然り、地元の長崎新聞の世論調査でさえも石木ダムに反対の声、つまり私たちを支持する声が大きくなってきました。



石木ダムは県営ダムであるため、長崎県を飛び出して問題が知れ渡ることが大変難しいという状況でした。

私が、マンガ「ダムのツボ」を発行した後、報道に対して「先に関東に広げたい」と申し上げたのは、長崎県内だけで問題を共有するのは全くよくないと思っていたからです。

ダムのツボ展示DMオモテ


当時、長崎県民にとって石木ダムは「化石のような存在」でした。

そして、みなさんまるで「他人事」でした。

つまり、一番の問題点は、すべての方に共通して石木ダム=私には関係ない「他人事」であると言えます。


・国、長崎県、佐世保市・川棚町…行政はもちろん他人事と思っています。

・報道機関…う〜ん、頑張って書いてくれていますが、立ち位置がどこか他人事でこの問題の一番大事な「本質」を書いてくれているところはまだないです。

・日本国民…そもそも、この問題をご存じない方も多いですが、知ったとしてもやはり他人事です。

地元の人がかわいそう…とか、他人事と思っていることの象徴的な感想と思います。


もし、石木ダムを造らせてしまったら、それはどういうことを指すのか?想像力を働かせてよく考えてください。


・こんなに私たちが大反対して、できるはずがないのに、

・石木ダムの必要性は佐世保市の水需要予測のグラフを見れば小学生でも要らないとわかるレベルなのに、

BK2_141223_05_convert_20170628165043.jpg


・石木ダムは11パーセントの流域面積しかなく、しかも下流で合流するために、下流に住む住民も洪水対策には役に立たないとわかっているのに、


石木ダムと川棚川の治水2p川棚川水系図イメージ_convert_20180715150246


・国民が羨ましがるほどに自然が残っており、豊かな里山であることがじわじわと伝えられる中で、

ダムのツボ表紙_convert_20130729162400


・これからは人口も減少し、財政だって厳しくなることがはっきりとわかっているのに、

・世論調査でもダムが要らないと言っている人が増えてきているのに、


これだけ、不要論が高まっているのに長崎県はこれから強制収用をして、私が住んでいる家も全部壊すことにしているわけです。

これだけ「完璧に不要なダム問題」で反対していて動かない人びとをまさにこれから暴力で追い出すことにしています。


暴力で住民を追い出す法律は完璧に揃っています。

私たちの次は、あなたの番です。

他人事だと思っていた片田舎の長崎県石木ダム問題…

こうばるの人以外には関係のないことと思っていたけど…

こうばるの人たちを暴力で追い出した実績を作った(手に入れた!)行政は、次なるターゲットを決定し、次はあなたの家や田んぼ、畑などの土地を暴力で追い出しにかかります。

石木ダムの強制収用、みなさんが気づいていない落とし穴とはこういうことです。

肩をたたかれたあなたはもうどこにも逃げられません。

あんなに仲のよかった親戚も近所の人も友人もほとんど助けてくれません。

ほら、こうばるの人たちを見たでしょう?家はブルドーザーでぶっ壊し、住民は機動隊によって排除されたでしょ?


あなたは闘いますか?

それとも、泣き寝入りしますか?


こうやって、私たち国民の「自由」は確実になくなっていくのです。

皆さんに危機感を覚えて欲しい、この問題はあなたの自由に生きる権利が今後も保証されるかどうかの問題。



しかしながら、猶予はあります。

石木ダムはまだ何もできていません。

今だったらまだ間に合います。

石木ダム問題は「対岸の火事」ではありません。

私たち国民の生きる権利・自由に好きなところで生活を営む権利を守る闘いでもあるのです。

石木川流域マップ_convert_20170912204718


石木ダム問題について、反対している方でもそこまでは考えてはいなかった方はとても多いと思います。

このブログを契機に、ぜひ、じっくり考えてみてください。



5/6・千人集会を振り返って

みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

5/6の千人集会がなんとか滞りなく無事に終了して5日。

ようやく、落ち着いてブログを更新しております。

今回の一大イベントに参加いただいた方はご存知と思いますが、事の発端は私が書いた加藤登紀子さんへの手紙でした。

支援者の方から1,000人規模の集会を開きたいという提案が出まして、

1,000人集めるって…

相当に有名な人をゲストに招かないと絶対無理だよね…

ということで、パタゴニアのツール会議からつながりのあった八ッ場あしたの会の渡辺さんにお願いして「これはもう加藤登紀子さんしかいない!」(でも、現実は厳しいだろうなぁ………)という思いで加藤登紀子さんにお手紙を書きました。

2月26日くらいに川棚から投函したと思います。

それから、すぐに加藤さんから5/5,6にそちらに行きますという連絡が入り!

もうびっくりして…とにかく5/5,6に1,000人規模のイベントやります!ということになったわけです。

準備期間はたったの2カ月…

でも、1/28の「ほたるの川のまもりびと」上映会の時は準備期間が1カ月もない中で700人集めましたので、なんとかなるかもと思っていました。。

でも、本当に本当に、マジで!大変でした。

途中、というか最後の方、体調を崩して二週間ほど休んだりもしました。

当日はなんとか現場に立っていましたが、ほとんど周りの運営のスタッフの皆さんが頑張ったおかげです。

ゲストとしてはるばる長崎の川棚町にまで足を運んでくださった加藤登紀子さん、嘉田由紀子さん、今本先生、鎌仲監督、山田監督、八ッ場あしたの会の渡辺さん、アーサー・ビナードさん、本当にありがとうございました!

それに、地元の皆さん、支援者の皆さん、毎回本当にありがとうございます…多分、今後も振り回されると思いますがよろしくお願いします。。

また、千人集会に参加してくださった1,000人以上の皆さん、報道関係者の皆さんにも、厚くお礼申し上げます。

ぜひ、今後とも石木にご注目ください!



「1,000人を集めるにはおときさんを呼ぶしかない!」

そんな加藤登紀子さんから、個人的にサインをいただきました!

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ほずみも油性マジック持参してましたが、登紀子さんの方が上手、普段からマネージャーさんがサインペンやら筆ペンなどの筆記用具を持ち歩いていらっしゃるようです!さすが!

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登紀子さん、達筆です。

「美しい里に暮らす素敵な人たちの笑顔をずっと見ていたいです。」

ぬぉおおおお〜登紀子さん、ありがとうございます!

サイン大事にします!



5/5は現地見学会でした。

地元の子どもたちが登紀子さんや嘉田さんの周りに集まって一緒に記者会見、これすごく良かったですよね。

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嘉田さんが、「ダムを作ったら借金を60年間もずっと払いつづけないといけないのよ!」と発言!

そして、隣に座っていた10歳のMちゃんに「あなたが70才になるまで払わないといけないのに、中村知事はあなたにちゃんと説明した?」と聞きましたよ。

それ、Mちゃんどころか私にも説明されてないです〜!



5/5の夜は地元の川原地区公民館でゲストの皆さんと交流会。

中央が登紀子さん、「ほたるの川のまもりびと」山田監督も一緒に地元のおばちゃんたちと集合写真です。

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交流会も大変盛り上がりました!

ゲストの皆さん、料理が美味しい!と喜んでくださって、それに、登紀子さんは先に映画もご覧になっていたので、すでに知っている地元の皆さんとすっかり仲良くなっていました。

連日の石木ダムの付替道路工事に関する抗議行動で疲れがたまっていたり辛いことも多い中、このようなカタチでゲストの皆さんから励ましていただけることが、地元のエネルギーになります。

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最後には、やはりみんなで「川原のうた」を歌いました。

そして、なんとイベント本番でも登紀子さんと一緒に「川原のうた」をみんなで歌うことが急きょ決定!

ほずみ「ピアノ、ピアノ…二年くらい弾いてないですが…」

仕方ない…きっとどうにかなる…ということで引き受けることに…

加藤登紀子さんとピアノで共演なんて、めったにないチャンス!?

ほずみ「ど、どうしよう……(不安)」

加藤さんと合唱_convert_20180511112536

まぁ、しかし、イベント本番ではピアノは結構コケてますがそんなに目立たなかったようです。

みんなで肩を組んで「川原のうた」を熱唱した(弾くのに精一杯で見ていない…)、本当にいい演奏だったと思います!

ほずみは緊張する余裕もなかった。。

とにかく、千人集会が結果的に大成功!だったからもうなんでもよかったのです〜



なんと、あの嘉田由紀子さんからは書籍をいただきました。

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しかも嘉田由紀子さんのサイン入り!

8年間の滋賀県知事としての実績は本当に素晴らしいのです、長崎まで噂は届いています。

本はその8年間の軌跡、当然ながらちょっと分厚め、これは時間がかかっても読破したい。

早速、読ませていただいてます。

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サインに入っている、「忘個利他(もうこりた)」とは。
http://www.tendai.or.jp/houwashuu/kiji.php?nid=26

「もう懲りた!」じゃないですよ!

嘉田さん「こうばるの人たちの精神はまさに忘個利他」とおっしゃいました。

実のところ、ほずみには忘個利他じゃないシーンもいっぱいあるのです……が、普段から自分に言い聞かせたい言葉です。

この言葉自体は初めて知りましたが、忘個利他の精神で自分の利益ばかり考えないで動く人間でありたいです、本当に。



5/5の交流会の最後に撮影したゲストの皆さんと地元の人たちの集合写真。

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この集合写真が取れてよかったです。



千人集会が終わってみて「達成感!」があるかというと、あるにはあるんでしょうけど、

「まだまだこれからだし…」という、「それでもなんだかまだ落ち着かない…気分」なのです。。

それはやはり、石木ダム計画が止まらないからでしょう。

それでもなぜここまで頑張れるかというと、自分のため・自分以外の多くの人と環境のためだからでしょう。

小さなダム一つ止めるのにめちゃくちゃな苦労をしていますが、石木ダムが止まった場合のリターンは計り知れません。

一番喜ぶのは私たち地元ですけど、止まったとしてもほとんどの人にはさして大きな生活の変化もないし感じないでしょう。

でも、みなさんの生活に何も変化がなくて本当に幸いです!

大切な税金を石木ダムに取られなくて済みますし、環境も今より悪化することを確実に避けられます!

みなさんが私たちほどに苦労をする必要はありません。

地元の私たちの味方になって一緒に声を上げていただければ十分です。

「忘個利他(もうこりた)な美しい里に暮らす素敵な人たち」と一緒にワイワイと楽しく、

「石木ダムなんてさぁ〜今さら要らんよね〜」

なんてポロっとつぶやいちゃいましょう!


プロフィール

石丸穂澄(いしまるほずみ)

Author:石丸穂澄(いしまるほずみ)
長崎県石木ダム問題の水没予定地川原(こうばる)地区住民のイラストレーター。パタゴニア日本支社の意見広告にイラストが採用。現在、ほずみの描いたイラストを使ったフルラッピングバスが地元のあちこちを走り回っている。フリーペーパー「こうばる通信」や、漫画「ダムのツボ」、ブログ「石木川と石木ダムを考える『こうばるプロジェクト』」など、イラストやネットを使って故郷を発信中!双極性障害と歩んで今年で18年目。

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