FC2ブログ

socialpostにコメント書きました

長くなった…
めっちゃ長くなった………
でも
たぶん
読む価値ある!

おもう……

ところで
みなさん
お久しぶりです…

体調悪いので
今年の
こうばる支援米は
活動中止することにしました。

のちほど
体調いいタイミングにて
ブログにてご報告します。

今回は以下、
アプリの「socialpost」に掲載されてた
長崎県石木ダム問題に関する
ローカル新聞社の長崎新聞の記事への
わたしの意見を転載させていただきます。

《記事はこちら》

「早期完成に努める」 長崎県知事、石木ダム事業で | 2019/9/10 - 長崎新聞 https://this.kiji.is/543987864509121633?c=39546741839462401

わたしのコメントは
アプリをダウンロードしていただければ
だれでも読めるのですが、
現在いいねの数がゼロなので
上位に掲載されず…

仕方ない…
socialpostさんには申し訳ないが
ブログにも同じ文章を
掲載します。

できるだけ
みんなに読んでもらえる
環境を作っておきたいので……

よかったら、
アプリ内で「いいね」付けてくいただけると幸いです。

ちなみに、
「SocialPost」 は、ex.「どっち?」という
アプリです。


20180714211756153.jpg



みなさん、こんにちは。

さまざまなコメントお寄せいただきまして
長崎県石木ダム水没予定地こうばる地区住民を代表して??
お礼申し上げます。

正直、まだまだ石木ダムに関する投稿、ご意見の数は依然として少ないですので
よってたかって
ガンガン話題にしていただけるとありがたいのですが…

今回のテーマにあげられている元ネタの長崎新聞の記事、

実はこれだけを読んでちょっとふらふらっとネット検索して情報を集めた程度で
石木ダム問題を上手に説明すること自体がもはや不可能な状況です。

石木ダム問題は事業採択が1975年ですが、
予備の予備調査までさかのぼると1962年!?
かれこれ半世紀以上というね……
ものすごく長い歴史があって
そもそも、
わたし自身さえ1982年生まれの
石木ダムの機動隊を導入した「強制測量事件」のあとに生まれた三世代目なわけで、

みんなが感じている反対運動のスタイルですか?「過激だ」なんだって言ってるあの熱量を今ひとつ分かってるのか分かってないのか…?
というような人なんです。

話題になってる「利権」のことは、
正直、よくわからないです。
こっちが聞きたいですよ~!

「せやろがいおじさん」の動画の影響なんでしょうか…?
YouTuberすごいねー!
しかも、
動画、残るしね~…!!

みなさん、
いろんな意見あっていいと思いますよ!
目指せ炎上!
大炎上!!!

わたしとしては、
石木ダムの必要性について
自分の目で確かめて、
資料と長い間ずっーとにらめっこ…

治水は数学の世界で特にわかりにくくてね~
何度も弁護士さんの文章読んで読んで考えて…
理系ではないので治水のプレゼンテーション作るのも大変で…
言葉に尽くせないほど頭悪いために
やたらに時間かかっちゃって…

まぁ、いろいろあったけど
長崎県と佐世保市の出してくる資料と
市民のみなさんが手弁当で地道に調べ上げた資料と
両方ずっーとにらめっこ…
その双方の証拠眺めつつ、

利水、治水、両面とも、
ああ…
これ、石木ダム無くてもなーんにも困らんな…
という結論でですね…

そういうこともあって、
「無くても大丈夫!」と判断して今も地元に住み続けているということなんですよ。

証明内容をすべてをここにあげてしまうと大変ですのでカットしますが、

「石木川まもり隊」サイトが「石木ダム」で検索したらドカーン!出てきますから、

石木ダム建設事務所のサイトと両方、
上手に活用していただければと思います。

また、
裁判のこともありますけれど、

裁判では「石木ダム事業認定取消訴訟」という国と争ってる行政訴訟の方が先に第一審判決が出ています。
(裁判は民事の工事差止裁判と二つあります)
わたしたち原告側の完全敗訴ですね。
でも、
裁判はまだまだ続いており、
確定判決ではないので「裁判ですでに必要性が証明された」と発言なさるのは注意してください。

あと、この裁判はあくまで裁判所が国の事業認定を取り消すかどうかが注目されている裁判です。

例えば事業認定が取り消されなくても
地元の人たちを追い出す効力はない裁判でもあるし、
わたしたち地元住民を罰することもできないので、
裁判の判決に関わらず、

わたしはここにいるしかないわけよ…

精神疾患もあるし、
移動、移植が困難なのでね…

わたしが死んだあとのことは、
もう、どうしようもないねぇ………
あとの世代に丸投げさ!
すまん!

あ、
立ち退かれた8割のご近所のみなさんのことを盾にとって語るのは正直あまりよいこととは思えません…

立ち退かれた方々の立ち位置から察するに、
本音は不明なことが多いのです。
各々、事情を抱えておられます…

匿名の方から立ち退いた方々への他人からのね…
つまり外部の人からの決め付けで発言なさるのはあまりに身勝手で大変不謹慎極まりなく、
立ち退いた方々への侮辱にも当たります。

さらに重ねて忠告しますと、
こういう事柄が侮辱発言にあたるとはつゆ知らず書いておられる方多いですね。
コミュニティーを破壊する行為は
川棚町の全町民の立ち位置から考えても
不利益でしかありませんから、
思いっきり不適切な発言です。

行政が公式に発信しているから構わないんだ!
ということじゃなくて、
本当に石木ダムが必要であるならば
地元、川棚町のコミュニティーを思いやった上で発言いただくよう心掛けてもらわないと
水没予定地以外の町の方にも結果的に迷惑がかかりますのでね…

とりあえず、
何はともあれ!
もっと関心度がアップしてくれないと
お話になりません。

みなさん、
どんな意見でもとりあえず、書き込んで
炎上目指して
ともにがんばりましょうね~!


長崎県石木ダム水没予定地こうばる地区住民
石丸穂澄


テーマ : イラスト
ジャンル : 学問・文化・芸術

石木川とシーボルトコレクション

ラムサール条約元副事務局長のニック・デイビッドソン博士が

長崎県の石木ダム水没予定地を視察に来てはや1週間も経過してしまった………


わたしはというと、

一度表に出てしまうとその後どどっと疲れが出てしまい…

かなり長い時間だらだらと布団に横になって休むだけの日々がつづいていました。

さすがにそろそろブログを書いて報告しないと…

せっかくラムサールネットワーク日本のスタッフのみなさんがこさえてくださったチャンスを…

出来るだけ何かカタチにして残しておかないと…

そんな思いで、


ひとつは「石木川まもり隊」のWEB SITEの公式ブログで、

ラムサールのニック博士、現る!
http://ishikigawa.jp/%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88/5183/

もうひとつはこちらのわたし個人のブログでも何か更新したいと思いつづっております。



_convert_20190829131225.jpg


・シマドジョウ
・タカハヤ
・ドジョウ《重要》
・ヤマトシマドジョウ《重要》
・ナマズ
・モツゴ
・ムギツク《重要》
・ドンコ


2学名入_convert_20190829131242


・ギンブナ(キンブナを間違って描いてしまってズルをしてます…)
・カワムツ
・カネヒラ《重要》
・カスミサンショウウオ《重要》
・カマツカ《重要》
・コイ
・オイカワ
・ニホンウナギ《重要》


3学名入_convert_20190829131304


・アユ
・アブラボテ《重要》
・ヨシノボリ
(カワヨシノボリ《重要》・シマヨシノボリ・オオヨシノボリ《重要》・クロヨシノボリ・トウヨシノボリ…)
・ウキゴリ
・イトモロコ《重要》
・サワガニ
・モクズガニ
・テナガエビ


わたしが体調のいいタイミングで描いてきた

ふるさとに生息する・わたしたちと共存する生きもののイラストです。

(イラストに描いたものは、流域の生きもののほんの一部にすぎません)

1枚目と2枚目3枚目のイラストの完成時期にはかなりの空白期間がありまして統一感がないのですが、

下描きの時期は3枚とも同時期であったのでようやく…

3枚……

着彩まで仕上げたところでニック博士が視察に来られました。

慌ててセブンイレブンに前夜、走ってコピーして、

いしき手ぬぐいとともに「ダムのツボ」冊子に挟んでお渡ししました。

イラストには追加で、

生きもののそれぞれの学名と一部川魚に「Siebold Collection(シーボルトコレクション)」と書き添えました。

(間違ってカスミサンショウウオにもシーボルトコレクションと書いてしまったぁぁぁぁああああ!!)

学名やシーボルトコレクションとわざわざ書き添えた理由は、

200年前に長崎の出島に駐在していたシーボルトが(採取したのは自身ではないものの)

初めてヨーロッパに東アジアの淡水魚の標本を持ち帰り紹介したこと

(これが世界の基準になっているということで大変貴重…)

そういう背景をこっそり盛り込みたかったからです。

今も、大切にあちらの国(博物館のようなところと思います)で保管されているとのこと…


そんな200年前の江戸時代のままの「生きた川(生き残った川?)」は長崎県では石木川ぐらいになってしまったのですよ…

残念だけど、わたしたちが想像している以上に長崎県の河川の環境は(全国どこでも…)悪化の一途をたどっているのです。

石木ダム建設計画が1970年代から持ち上がったことで(予備の予備調査までさかのぼると1962年から…)

開発から逃れてきた奇跡の川・石木川………


残したいです………

わたしも一緒に生き残りたい………



実は、

このイラストは環境アセスを確認しながら結構神経質に取り組んでいました。

しかし、

ニック博士・それにラムサールネットワーク日本のスタッフのみなさんのご発言を聞いていると、

どうやらこの石木ダム建設のための環境アセスは相当にデタラメ・いいかげんなものらしいです。

ニホンウナギひとつにしてみても、

石木川にはいないことになっているらしくて…

2学名入ニホンウナギ_convert_20190829135721


いますよ!

普通にいますよ!!

勝手に消さないで!!!


これだけデタラメなのだから、

他にも…

地元のヒロさんから又聞きして描いたこれらの川魚のうち、文献にすら載っていない川魚がありまして……

一番信用できる情報って……

やっぱり地元の人間ではないかと思った次第です。

そういうものを含めて

改めて時間をかけて第三者(地元の人の協力も得ながら)が再調査すべきではないか?と…


_convert_20190829142247.jpg

はい、

そう思いをめぐらせ…

ほずみは瞑想(体力温存)するのでございます。


テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

石木川の川魚・シーボルトコレクション

お久しぶりです!

もう随分と御沙汰していました。

こちらのFC2ブログは去年の10月以来8ヶ月ぶりの更新です。

なんでもいいから、更新します。

とりあえずイラストを貼り付けます。

2_convert_20190603165105.jpg

石木川に生息する川魚7種、

・キンブナ
(イラストはキンブナを描いていますが石木川に生息しているのは正しくはギンブナです)

・コイ

・カワムツ

・カマツカ(長崎県レッドリストNT)

・オイカワ

・カネヒラ(長崎県レッドリスト2001 VU 2011 CR)

・ニホンウナギ(長崎県レッドリスト2011 DD 環境省2018 EN)

水没予定地内に生息する両生類

・カスミサンショウウオ(長崎県レッドリスト2001 VU 環境省2006 VU)

カスミサンショウウオは川魚ではありません、両生類です、

川を泳いだりしません…多分…

石木川に生息しているのではなく、

私はよく山の中の綺麗な澄んだ水がしみ出してくるようなところで見かけます。

よくわかりませんが、私の家の車庫になぜがいたことがありました…



ちなみに、ほずみは生物博士ではありません。

「地元愛」です。

「描く専」です。

「ただ描くのが好きな人」みたいな人です。

地味に体調がいいときに描いています。

「こんなのいるわけない!」

突っ込みたい人は、ぜひ現地調査をお願いします。



今回掲載したのは石木川に生息する川魚の一部です。

フォトエコロジストの新村安雄さんによると、

シーボルトコレクション19種の川魚のうち12種は確実に存在するようです。

石木川は実はすごい………


「シーボルト・コレクションによって世界に紹介された日本の川、

今まさにシーボルトの川が失われようとしている」


こうばる支援米でセールスを撃退!

ご無沙汰しております!

みなさん、こんにちは。

こうばるショップ管理人で長崎県石木ダム水没予定地こうばる地区住民の石丸穂澄です。

こちらのFC2ブログ、長い間更新しておりませんでした、死んでます。

いや、死んでいるわけではないのです!

こちらの石木川まもり隊のサイトでは、度々、登場しています。

http://ishikigawa.jp/

今、ほずみは秋の収穫でこうばる支援米の取り組みに集中しています!

10/14日曜日には、川原地区公民館で石木川みまもり隊を開催し、こうばる支援米の第一陣発送作業を行います!

10/14石木川みまもり隊開催!http://ur0.biz/M8uj

日時 10月14日(日)
時間 10時〜15時
場所 川原(こうばる)公民館
住所 長崎県東彼杵郡川棚町岩屋郷1245番5

どうか、お手伝い可能な方はよろしくお願いします😂



10月は忙しいのです!

我が家の稲刈りも行われています。

10/8(月・祝)になんとか稲を掛けるところまで終わりました。

P1100199_convert_20181012142142.jpg

10/3にはテレビの取材も受けました。

P1100201_convert_20181012142359.jpg

P1100205_convert_20181012142443.jpg

P1100210_convert_20181012142526.jpg

P1100207_convert_20181012142650.jpg

キャディーの「ピンクレディー」が大活躍です!

大量に乗せても平気です!

猫車(一輪車)よりこっちがラク!

P1100215_convert_20181012142909.jpg

P1100218_convert_20181012142955.jpg

10/3はここまで。



雨と台風が通過した後の、10/7日曜日。

P1100223_convert_20181012143151.jpg

はざを組立てるのはかなり重要な作業、私にはまだできないです。

P1100228_convert_20181012143315.jpg

午後からは人手も増えて助かりました!

P1100225_convert_20181012143416.jpg

こんな助っ人も…

P1100227_convert_20181012143517.jpg



10/8(月・祝)も続きます、稲刈り実は四日目です。

P1100240_convert_20181012143600.jpg

P1100241_convert_20181012143637.jpg

P1100244_convert_20181012143717.jpg

P1100245_convert_20181012143752.jpg

夕方5時、なんとか掛け終えました!



これから二週間ほど自然乾燥です。

稲こぎは10月の末頃の予定です。

早く収穫終わりてぇ〜なぁ〜…



農作業に慣れていないほずみは、次の日、もちろん腑抜け状態で休んでおりました。

午後2時頃に自宅に電話が…

岡山県の〇〇養蜂場というところからどうやらよくあるセールスのお電話のようです。

こうばる支援米セールス撃退編_convert_20181012162003

セールスのおばさん「先日、石丸様のお宅に〇〇養蜂場からのお手紙をお送りしておりましたが〜うんぬんかんぬん…」

ほずみ「あのう…、実は…私もお米を売っているのですが……」

セールスのおばさん「……」

ほずみ「もし、お米を買ってくださるのであれば、お話を聞いてもよろしいですよ……」

セールスのおばさん「ぇぇえ…、そのようなことはお受けしておりませんので……(困惑?)」

ほずみ「……」

セールスのおばさん「では、石丸様もどうぞお元気で健康にお気をつけてお過ごしください〜」


お電話終了。


新手のセールス撃退法です!

何かものを売っている人は使えると思います!

ぜひ、お試しください!

もちろん、こうばる支援米を買ってくださる方いらっしゃれば嬉しいです!

こうばる支援米は石木川を守るために生産者へのお支払いに寄付を上乗せして販売しています。

売上は基本的にすべて石木川を守る、故郷を守るために使われています。

こうばる支援米については、こちらのブログをご覧ください!

こうばる支援米2018のお知らせ http://u0u0.net/M87m

ネットショップでも取り扱っています!

こうばるショップ http://koubarushop.buyshop.jp/



ちなみに、こうばる支援米はセールスのお電話はやっておりません。




八ッ場ダム、川原湯温泉へ行ってみて

みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

群馬県の八ッ場ダム問題についてブログを書くために一ヶ月以上かけてネタを寝かせてイラストやら内容やら考えて準備を進めてまいりました。

八ッ場ダム現地見学についての報告がようやく仕上がりましたので、長いですがお付き合いください。

やまた旅館さんにお世話になりました_convert_20180712160833


もう7月に入ってしまったのですが、実は5月12,13,14日に私は群馬県の八ッ場ダム建設予定地に行ってました。

千人集会が終わった直後でバタバタしていたのですが、5月13日に「八ッ場あしたの会」主催の現地見学会が開催されることを聞きつけ、これは是非とも!と思い、出かけて参りました。

私には持病があるので遠出は苦手です。

同じくダム水没予定地であった熊本県の五木村に行った時も結構大変でした。

睡眠障害があるので出先ではだいたい寝れません。。

それでも私たちと同じように大変な思いをされている八ッ場ダムの現地を訪れる価値は十分にあると思っています。



《旅行前》

旅にそんなにワクワクするタイプではないもので、事前に下調べとかもしない人ですが、八ッ場の現地にどうやって行くのかはさすがに自分で調べないといけない…

羽田空港から道のりを調べるのですが、八ッ場へのアクセスが悪いのはダム水没予定地によくある「奥地すぎてへんぴなところだから」と思ってました。

でも、八ッ場あしたの会の渡辺さんからそのあたりについて聞いてみると、そうじゃない。

以前は、最寄りの「川原湯温泉駅」には特急も停車して交通の便も良かったそうで、特急一本で乗り継ぎとかしないで二時間半ほどで到着していたそうです。

ところが、ダム建設関係で川原湯温泉駅が高台の代替地へ移動してから利用客が減り、特急も停車しなくなってしまったそうです。

正直、それじゃ話が違うじゃん!って私は思いました。

大きな犠牲を払ってダムを受け入れている集落の駅に特急が止まらなくなるなんて、温泉街として不利益になるに決まっているじゃないですか。

このあたりの人は皆さん車が主な交通手段だそうで、駅に特急が停まらなくなっても気にならないのかもしれませんが、私のような旅行客は大変困りましたよ。。



実は、八ッ場あしたの会の新しく出る会報にも「八ッ場ダムの水没予定地を訪ねて」と題した私の記事が掲載されているのですが、そちらの記事は文字制限があるので旅の話は全く書けていません。

なので、こちらのブログの方で少し報告したいと思います。



初日はほぼ移動だけの日で、こうばる(長崎県東彼杵郡川棚町)から川原湯温泉(群馬県吾妻郡長野原町)まで飛行機と新幹線からローカル電車までをいろいろと乗り継いで7時間半かけてやっとの思いで川原湯温泉の宿「やまた旅館」さんに到着しました。。

もう本当にゲッソリと疲れ果ててしまいました…

宿のお部屋から窓を見下ろすと、やまたさんが飼っていらっしゃるヤギのユキちゃんが見えました。

八ッ場水没予定地と自然・ユキちゃん_convert_20180712145732

ユキちゃんもちょうど横になっていました、私も部屋でずっと転んで休んでいました。

本当だったら、外を散策したかったけど…体力がなくて無理。。



そうそう、

宿泊先のやまたさんのとこからは八ッ場ダム本体工事がものすごく近かったのです。

八ッ場の壊された景観・八ッ場ダム本体工事_convert_20180712145639

窓を開けてベランダに出ると、本体工事現場の音が聞こえてきます。

木を植えていらっしゃるので本体のコンクリートは見えないのですが本当に目の前です。

本体工事は現在24時間体制で工事が進められているそうで、夜になると煌々とライトが灯っておりました。

私が訪れた時はコンクリート打設高は6割と伺っていましたが、現在は7割に達しているのだとか…

私の立場としては、本当に哀しい…



夕食、

やまた旅館さんの食事がすごい!

川原湯温泉のやまた旅館・グラタン_convert_20180712145538

まずグラタン。

美味しい!クリーミー。

川原湯温泉のやまた旅館・カルパッチョ_convert_20180712145527

普通のサラダかと思いきや、中に刺身やアボカドが!

カルパッチョだった!

川原湯温泉のやまた旅館・茶碗蒸し_convert_20180712145604

茶碗蒸し。

しかも、器は全てご主人(陶芸家)の作品です。

川原湯温泉のやまた旅館・山菜の天ぷら_convert_20180712145553

これがきっとメインディッシュ?

山菜の天ぷらですよ!

7~8種類の山菜の名前は全部忘れたけど、全てその日のうちに山で採ってきた素材だそうです。

めちゃくちゃ良い!

感動します。

料理の繊細さにため息が出ますよ。

地元、こうばるのおばちゃんたちが作る団結料理(郷土料理)も素晴らしいですが、やまたさんの作る料理も特別です、なんかもうすごいです。



そして、やまたさん、もちろん朝食もすごい。

川原湯温泉のやまた旅館・朝食_convert_20180712145617

まず、テーブルに着いたら既に数々の料理がスタンバイされています。

最初にりんごのスムージーだっけ?それに定番はおこわご飯だそうです。

で、これから後にも出てくるんです。

そう、やまたさん、料理の量もすごい!

いろいろ出てきて、最後に出てくる白いご飯は申し訳ないですがもう食べきれないほどです。。

川原湯温泉のやまた旅館・朝食のデザート_convert_20180712145628

朝食のデザートはインスタ栄えです。

実際にデザートの写真をインスタグラムに挙げたらやまたさんからコメントまで頂きました、ありがとうございました。



やまたさんには二泊させていただきましたが、やまたさんにお世話になる際には気をつけておきたい点が二つあるなと思いました。

①お菓子などは一切持ち込むな!

やまたさんのお料理が存分に楽しめなくなります…

②温泉は夕食前に済ませるべし!

お料理楽しんだらもう動けません。。



八ッ場ダム建設予定地で全水没というとても過酷な運命を背負わされた川原湯温泉地区。

私たち石木ダム建設の場合は、実際に水没する家屋の数は100世帯もありませんが、八ッ場の場合は水没する集落が5地区にまたがり合計で340世帯、移転も470世帯とかなりの犠牲が出るダムです。

私たち石木ダムの場合は、ダムの規模が大きくはないため、地元の住民がまとまりやすく団結しやすいというメリットがありました。

八ッ場の場合、これだけ多くの人が関係する中でダムに反対し続けるコミュニティーを維持することは大変難しかっただろうと想像しています。

もちろん、地元のみなさんは最初はずっと長い年月、大反対でみんなで頑張って反対運動を繰り広げておられたのです。

でも、国家というものは大変恐ろしい組織です。

なんでもやれます、全部税金です!

人材も豊富、住民の切り崩しはお手の物です!

みんなを対立させます。

タクシーチケットを大量に配りまくったり、呑ませ食わせも大好きです!

他の地域のダムを視察に遠方まで旅行にも連れて行ってくれます、さらに日当も出ます。

その他にも、私のようなダムに反対する人間は知りようもない恐ろしいサービスがまかり通っているのがこの世界の常識です。


長年にわたり、ダム建設問題に翻弄されてきた八ッ場ダム建設予定地の皆さんは次第に分断され、とうとうダムを容認することになってしまいましたが、地元の皆さんの本当の心の内はいったいどうなっているのか…

それは、私たち外の人間には絶対にわからないことです。

ですが少なくとも、関係している人全てが手放しでダム建設を喜んでいるとは到底思えません。

それは、石木ダムの条件賛成派の皆さんだってそうなのですから…

そして、八ッ場の場合は、ほとんどの方が代替地の土地の値段が高くて代替地にも住むことができず、地元を去ってしまいました。

こんな悲しいことがあるでしょうか。

せめて代替地に残っている地元の方には頑張っていただきたい…

私が今回の旅で代替地に移ったやまた旅館さんにお世話になったのは応援したい気持ちが強かったためですが、逆にやまた旅館さんの魅力にハマり、私はすっかりファンになってしまいました!

次回は、陶芸体験を予約して素敵な器を作りたいです。

いや、私の地元はそもそも陶器の町・波佐見町のお隣で、陶器は昔から身近なものでしたが作りたいとかあまり思ってきませんでした…

そんな私が、陶芸体験をしたくなる!そんな気持ちにさせる素敵なやまた旅館さんなのです。



二日目は八ッ場あしたの会主催の現地見学会に参加しました。

あいにくの雨の中、マイクロバスに乗って広い八ッ場ダム建設予定地を巡ります。

当然ですが、八ッ場ダムは大きいのです、石木ダムとはスケールが全然違います。

八ッ場の壊された景観・八ッ場大橋_convert_20180712145649

八ッ場大橋って、どれ?っていうか、いっぱいこんな大きな橋を渡った気がします。

八ッ場ダムの建設費のうちのほとんどがダムによる付替道路や橋、トンネルなんかの関連工事なのだそうです。

それに、この辺りは地すべり地帯だそうで、その対策として山肌はどこも網目模様のコンクリートで固められていてまるでワッフル地帯でした。

そうそう、宿泊している代替地の川原湯温泉街もすぐそばの山肌がワッフルになっていました…

八ッ場水没予定地と自然_convert_20180712145509

バスを降りて、坂道を下っていくと国の天然記念物「カザグルマ」が一輪咲いていて、八ッ場あしたの会の渡辺さんがカザグルマについて紹介してくださいました。

国土交通省はこのカザグルマの移植を頑張っているそうです。

最近はようやく成功したのだそうですが、かなり苦戦していたそうですよ。

でも、

八ッ場水没予定地と自然・ヤマタさんとモカ_convert_20180712145721

このカザグルマ、代替地のやまた旅館さんの畑にめっちゃフツーに咲いてました。

(ちょうど、ヤギのユキちゃんの寝てたところからすぐ近く)

国交省ダメやね…そして、やっぱり地元の人はさすがだね…

八ッ場の壊された景観_convert_20180712145451

イラストはカザグルマが一輪咲いていた場所から少し下ったところ。

石木の付替道路工事現場とそっくりでした。

木が伐採され、ブルドーザーが乗り入れてまさに自然破壊的なわかりやすい絵。

今の時点で、石木と八ッ場とが一番リンクするシーンでした。

八ッ場はすでに付替道路工事などの関連工事がかなり進んでおりまして、きっと相当に山肌を削って削って…破壊しながら整備したんだろうと思います。

石木ダムの場合は、まだ地元が反対して普通に生活を送っています。

八ッ場ダムで起こっているようなこと、こんな風には絶対させたくありません。



移動するバスの中で、案内役の渡辺さんから「旧川原湯温泉街は年間20万人が訪れていたが、今の代替地では年間6,000人にとどまっている」という話がなされていました。

私はその時、何かの聞き間違いではないかと思いました。

年間20万人が6,000人ですよ?

33分の1にまでも減ってしまったということなのか…

今後ダムが完成したら、源泉からお湯を引く施設などの多額の維持費は温泉街の人たちで支払わないといけないことになるそうですが、本当に大丈夫なのか…私は本気で心配になってきました。



その他ご案内いただいた場所。

八ッ場水没予定地と自然・樽沢トンネル_convert_20180712145746

日本一短いトンネル、樽沢トンネルの中で「吾妻渓谷」と叫んでいるのは戦前の歌人・若山牧水です。

この場所は、水没しない下流ですが、八ッ場ダムが出来てしまえば、若山牧水が愛してやまなかった美しい吾妻渓谷は完全に破壊されてしまった!と言っても過言ではないと私は思います。

彼がもし今を生きていたら全力で止めるために動いていたと思います。

八ッ場の壊された景観・発掘調査_convert_20180712145700

そして、八ッ場の発掘調査現場。

先日のニュースで何と江戸時代の人骨が出土したとのこと!

八ッ場ダムの水没予定地は、実は全てが遺跡なのだそうです。

1783年の浅間山大噴火による泥流でこの辺りはポンペイのように集落が埋まってしまったのだそうです。

そして、その下にも遺跡が…そしてさらにその下にも遺跡があるのだそうです。

本当にすごいですね…

現地見学会のバスも発掘調査中の場所をいくつか通過しました。

この遺跡が保存されずにダムの底に沈まねばならないということが残念でなりません。



みんなよくわかっていないけど、実はすでに八ッ場ダムも石木ダムと同様に必要性がなくなっているのです。

私は、石木ダムが専門なので詳しいことは八ッ場あしたの会と水源連にお任せします。

しかし、半世紀たっても揉めているダム問題はかなり理論上も破綻しています。

50年も経過したら、その頃と水事情が随分と変わってしまっているのです。

民間企業が手がけていたらとっくに撤退しています、もしくは会社が潰れます。



石木ダムと八ッ場ダム、状況は違いますが、どちらも深刻です。

私自身も正直、そんなに余裕はありません、きっと八ッ場の地元の方もそうです。

でも、目をそらさずにはいられない…私にとって八ッ場ダムの水没予定地はそんな地域です。

遠方なので、そう簡単に通うことができないのですが、また出かけたいと思います。

特に、関東方面の皆さんには八ッ場ダムの地元について考えていただきたいです。

そして、ぜひ遊びに行ってもらいたい!

関東の皆さんのために犠牲を強いられている地元の方をフォローしていただきたい…

ダムを見に行くだけでなく、ちゃんと地元の川原湯温泉にお金を落として欲しい!

本当にそう思います。

八ッ場水没予定地と自然・ニホンカモシカ_convert_20180712145710



プロフィール

石丸穂澄(いしまるほずみ)

Author:石丸穂澄(いしまるほずみ)
長崎県石木ダム問題の水没予定地川原(こうばる)地区住民のイラストレーター。パタゴニア日本支社の意見広告にイラストが採用。現在、ほずみの描いたイラストを使ったフルラッピングバスが地元のあちこちを走り回っている。フリーペーパー「こうばる通信」や、漫画「ダムのツボ」、ブログ「石木川と石木ダムを考える『こうばるプロジェクト』」など、イラストやネットを使って故郷を発信中!双極性障害と歩んで今年で18年目。

カテゴリー
最近の記事
月別アーカイブ
最近のコメント
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード