望郷の人


こんにちは。

一年ほど前のことですが、

こんなメッセージがダム小屋の

扉に挟んであったそうです。

そのメッセージを紹介します。

望郷の人のひとりごと_convert_20140812214305


来て 見て 触れて この大自然

今来て 今日来て 明日も来て

採って 触って 嗅いでみて

聞いて 眺めて 微笑んで

歩いて 坐って 跳んでみて

遠く離れて想い出す

祖先が眠る故郷だ

皆さん判って この胸の内

我等のお山 虚空蔵様よ

岩谷鎮守の権現様よ

伏してお願い 守ってね

あなたの故郷 石木の杜を

私のふるさと 石木の里を

       望郷の人の ひとりごと



古里を懐かしむ想いが感じられる詩です。

そして、この古里をどうかダムに沈めないでほしい

という願いが込められています。

今でも石木ダム建設予定地には、13世帯約60名の人びとが暮らしています。

昔は、もっと多くの人が暮らしていました。

ダム問題の立ち退き交渉に応じて移転した人たちもいます。

その人たちの一部には、早くダムを造ってしまえ!と

私たちに圧力をかける人もいます。

どうしてもそういう人の声が大きく報道されますが、

複雑な想いで見守っている人びとも多くいます。

石木ダム建設予定地域は、反対してここに住み

つづけている人だけの故郷ではありません。

ここで生まれ育った人たちすべての故郷です。

今はここに住んでいない人たちの本当の気持ちを

どうか多くの市民の方に理解して頂きたいです。

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東京に在住していますが、故郷は東彼です。
あの素晴らしい、美しい山間の風景を無くしてはいけないと思います。
本当に必要なのか、疑問があります。
なくしてからでは遅い、元通りにはならないことを、みんなでよく考えるといいのに…

遠くからですが応援します。


Re: タイトルなし

コメントお寄せいただき、ありがとうございます。
東彼出身の方ですか〜
ここは、相変わらずのどかなよいところです。
先日、博多へ行ってきましたが、到底あんなところでは生活できません。。
「補償金があれば、文句はないだろう」と簡単に考えている人もおられるようですが、
新しい土地に馴染むのは相当に大変なことです。
私にはとても難しいことと思います。
なので、とにかく反対しつづけます。
プロフィール

石丸穂澄(いしまるほずみ)

Author:石丸穂澄(いしまるほずみ)
☆長崎県石木ダム問題の水没予定地川原(こうばる)地区住民のイラストレーター。
パタゴニア日本支社の意見広告にイラストが採用。
現在、ほずみの描いたイラストを使ったフルラッピングバスが地元のあちこちを走り回っている。
双極性障害と歩んで今年で17年目。
イラストやネットを使って故郷を発信中!

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