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石木川とシーボルトコレクション

ラムサール条約元副事務局長のニック・デイビッドソン博士が

長崎県の石木ダム水没予定地を視察に来てはや1週間も経過してしまった………


わたしはというと、

一度表に出てしまうとその後どどっと疲れが出てしまい…

かなり長い時間だらだらと布団に横になって休むだけの日々がつづいていました。

さすがにそろそろブログを書いて報告しないと…

せっかくラムサールネットワーク日本のスタッフのみなさんがこさえてくださったチャンスを…

出来るだけ何かカタチにして残しておかないと…

そんな思いで、


ひとつは「石木川まもり隊」のWEB SITEの公式ブログで、

ラムサールのニック博士、現る!
http://ishikigawa.jp/%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88/5183/

もうひとつはこちらのわたし個人のブログでも何か更新したいと思いつづっております。



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・シマドジョウ
・タカハヤ
・ドジョウ《重要》
・ヤマトシマドジョウ《重要》
・ナマズ
・モツゴ
・ムギツク《重要》
・ドンコ


2学名入_convert_20190829131242


・ギンブナ(キンブナを間違って描いてしまってズルをしてます…)
・カワムツ
・カネヒラ《重要》
・カスミサンショウウオ《重要》
・カマツカ《重要》
・コイ
・オイカワ
・ニホンウナギ《重要》


3学名入_convert_20190829131304


・アユ
・アブラボテ《重要》
・ヨシノボリ
(カワヨシノボリ《重要》・シマヨシノボリ・オオヨシノボリ《重要》・クロヨシノボリ・トウヨシノボリ…)
・ウキゴリ
・イトモロコ《重要》
・サワガニ
・モクズガニ
・テナガエビ


わたしが体調のいいタイミングで描いてきた

ふるさとに生息する・わたしたちと共存する生きもののイラストです。

(イラストに描いたものは、流域の生きもののほんの一部にすぎません)

1枚目と2枚目3枚目のイラストの完成時期にはかなりの空白期間がありまして統一感がないのですが、

下描きの時期は3枚とも同時期であったのでようやく…

3枚……

着彩まで仕上げたところでニック博士が視察に来られました。

慌ててセブンイレブンに前夜、走ってコピーして、

いしき手ぬぐいとともに「ダムのツボ」冊子に挟んでお渡ししました。

イラストには追加で、

生きもののそれぞれの学名と一部川魚に「Siebold Collection(シーボルトコレクション)」と書き添えました。

(間違ってカスミサンショウウオにもシーボルトコレクションと書いてしまったぁぁぁぁああああ!!)

学名やシーボルトコレクションとわざわざ書き添えた理由は、

200年前に長崎の出島に駐在していたシーボルトが(採取したのは自身ではないものの)

初めてヨーロッパに東アジアの淡水魚の標本を持ち帰り紹介したこと

(これが世界の基準になっているということで大変貴重…)

そういう背景をこっそり盛り込みたかったからです。

今も、大切にあちらの国(博物館のようなところと思います)で保管されているとのこと…


そんな200年前の江戸時代のままの「生きた川(生き残った川?)」は長崎県では石木川ぐらいになってしまったのですよ…

残念だけど、わたしたちが想像している以上に長崎県の河川の環境は(全国どこでも…)悪化の一途をたどっているのです。

石木ダム建設計画が1970年代から持ち上がったことで(予備の予備調査までさかのぼると1962年から…)

開発から逃れてきた奇跡の川・石木川………


残したいです………

わたしも一緒に生き残りたい………



実は、

このイラストは環境アセスを確認しながら結構神経質に取り組んでいました。

しかし、

ニック博士・それにラムサールネットワーク日本のスタッフのみなさんのご発言を聞いていると、

どうやらこの石木ダム建設のための環境アセスは相当にデタラメ・いいかげんなものらしいです。

ニホンウナギひとつにしてみても、

石木川にはいないことになっているらしくて…

2学名入ニホンウナギ_convert_20190829135721


いますよ!

普通にいますよ!!

勝手に消さないで!!!


これだけデタラメなのだから、

他にも…

地元のヒロさんから又聞きして描いたこれらの川魚のうち、文献にすら載っていない川魚がありまして……

一番信用できる情報って……

やっぱり地元の人間ではないかと思った次第です。

そういうものを含めて

改めて時間をかけて第三者(地元の人の協力も得ながら)が再調査すべきではないか?と…


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はい、

そう思いをめぐらせ…

ほずみは瞑想(体力温存)するのでございます。


テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

石丸穂澄(いしまるほずみ)

Author:石丸穂澄(いしまるほずみ)
長崎県石木ダム問題の水没予定地川原(こうばる)地区住民のイラストレーター。パタゴニア日本支社の意見広告にイラストが採用。現在、ほずみの描いたイラストを使ったフルラッピングバスが地元のあちこちを走り回っている。フリーペーパー「こうばる通信」や、漫画「ダムのツボ」、ブログ「石木川と石木ダムを考える『こうばるプロジェクト』」など、イラストやネットを使って故郷を発信中!双極性障害と歩んで今年で18年目。

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