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宮沢由彦さんについて

うわ!

前回のブログ更新から4ヶ月近く放置してしまった!

わたくしこうばるほずみは11月6日(土)から正式に石木ダムの本体部分(予定地点)に建っている団結小屋にて「石木川ミュージアム」をオープンさせて、ぼちぼち活動をつづけております。

体調も割と安定。

みなさん、遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。

宮沢由彦

さて、本題に入ります。

今年の2月に長崎県知事選が行われます。

石木ダム問題(特に強制収用)に疑問を持って長崎を訪れた宮沢由彦さん、

思い切った行動に出ました。

長崎県知事選に立候補する!というのです。

ええ?

なんでこうばるほずみがそんな事情を知っているのか…

話はさかのぼること、一年前。

石木カレンダー

この石木川カレンダー2021、最初に製作をを提案してくださったのが宮沢さんでした。

わたしが宮沢さんと繋がったのはカレンダーがキッカケです。

宮沢さんは、2020年6月の「報道特集」で石木ダム問題が放送されたとき初めてその存在を知ったとのことでした。

それからツイッターで石木川まもり隊アカウント、わたし個人のアカウントをチェックしてくださっていたようです。

10月に一ヶ月療養のために入院していた精神科の病棟を退院してしばらくのこと、

宮沢さんからツイッターよりメッセージいただきました。

「イラストを使ってカレンダーを作りませんか?」

わたしはちょうど、2020年は6,7月に展示をしまして、たまたま作品があったものですから、

ひょいっとそのカレンダー製作の提案に乗っかりまして、

サクッとカレンダー作っちゃったんですね。

そしたら、カレンダーの反応がすごく良くて。

めちゃくちゃ売れました。

川棚町全世帯配布も含めて、7,800部も刷りました。

手元にはほとんど残っていません。



石木川カレンダー2022も作りました。

石木川カレンダー9

しばらく宮沢さんと連絡を取っておりませんでしたので、

新しいカレンダーができたついでにわたしの方から連絡しました。

(ちなみに、その頃はまだ直接お会いしたことはなかったのです。)

連絡こそ取っていませんでしたが、相変わらずこちらの状況はチェックしてくださっていたようで、

石木川ミュージアムがいい感じで出来上がってきたことも重なり、

「そちらに行きたくなってきた!」

という返事がありました。

わたしは軽い気持ちでいましたが、

その後、速攻で訪ねて来ました、宮沢さんが。

わたしは、「パレスチナの支援をしているNGOの長老」をイメージしていました。

おじいさんがひょっこりやってくると思っていたら、まだ全然若かったです。

その日は11月25日の「100人の人間の鎖」イベントの日でした。



宮沢さんは最初、県知事選に立候補してくれる人を探していたのですが、

なかなか見つからず。

なんと、ご自身が立候補するという知らせを聞き、ビックリ!

その後、速攻で「立候補します。」というメッセージもきました。

本当に!?

最初は止めました。

わたし以外の人も。

でも、宮沢さんの決意は固く、

自分が今やらないと、石木は本当に行政代執行されるから、と。

宮沢さんは、本職のNGOのお仕事を立ち上げるきっかけとなったパレスチナ問題で、

実際にパレスチナでは強制収用と代執行が簡単に行われているのだということをわたしにも話してくれました。

現場を視察に行った際には、目の前で石を投げただけの一般の市民が銃で殺されるところを目撃してトラウマとなっているそうです。

日本でもパレスチナと同じことが行われようとしている、

なんとかしなくては。

宮沢さんの長崎県知事選立候補への決意はここだと思う。



もちろん、石木ダム問題だけを語っていては知事は難しい。

でも、宮沢さんはバカなやつじゃないから、

いろんなアイデアを持っています。

一番大胆な感じがするのは、

やっぱり「飛行船」のプロジェクトです。

長崎の造船業がかなり厳しいです。

転覆しないうちに、飛行船事業に取り組み立て直しを図りたいと。

夢物語ではなくて、京都では実際にこの事業が始まっているそうです。

実際に「アリ」なんですね。

そして、宮沢さんは農業の部門にも強い。

本業で食べ物の輸入をしているし。

長崎の農業を盛り上げていきたい。



「楽しみな長崎へ」

このキャッチコピーにはちゃんと意味がある。

やるなら、楽しみたい。

宮沢さんは、はっきり言って善人だから、

石木ダムのことも、諫早湾干拓事業のことも、カジノのことも、新幹線のことも市民の目線で考えています。

県民の皆さんと合意形成を図りながら、

持続可能な長崎県を作っていきたいと考えています。



わたし、こうばるほずみは宮沢由彦(みやざわよしひこ)さんを支援します。

わたしにやれる範囲で、楽しんで応援します。

皆さんも一緒にいかがですか?

楽しみながら、

今年2月の長崎県知事選挙に関心を寄せてくれたらと思います。

ぜひ、希望を持って投票へ!


報告/こうばるほずみ

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石丸穂澄

こうばるほずみ(石丸穂澄)
長崎県に建設予定の石木ダム水没予定地に住んでいるイラストレーター。
精神疾患の双極性障害を患いながらも、石木ダム問題発信のために
ダム湖の中の暮らしと豊かな自然を描き続ける。
石木ダムサイトに石木川ミュージアムを開設。
土曜・日曜の午後1時〜5時OPEN
月曜・火曜CLOSE
水曜・木曜・金曜の午後はアトリエとして使用。